うちのデイケアでは午後2時半になるとおやつの時間になります。
利用者さんたちはこの時間をとても楽しみにしています。
他の施設でどんなものがおやつとして出されているのかわからないですが、うちではなるべく手作りのおやつを提供することにしています。
もちろん市販のものの時もありますが、それでも市販のものに少し手を食え加えるなどの工夫をしています。鬼まんじゅうや蒸しパンはデイケアの厨房で蒸したり、時には洋風にパンケーキを焼いて利用者さんたちが自分の好きなジャムを付けたり果物を添えたりして楽しみます。
ゼリーやプリンも厨房で作るし夏にはかき氷もあります。
お年寄りって本当に甘いものが好きな人が多いですね。
食事はあまり食べない人でもおやつの時間になると嬉しそうに甘いものをほおばっています。
男の人は若い時は甘いものが苦手な人が多いですが、不思議ですね、お年寄りになると男の人でも甘いものを好んで食べる人は多いです。
甘いものは柔らかいものが多くて食べやすいのもあるんでしょうか。
おせんべいなどは堅いし入れ歯をしている人には食べにくいですしね。
糖尿病で医師の指示で半量しか提供できない人もいますが、その人たちは他の利用者さんたちを本当に羨ましそうにしています。
病気なので仕方ないですがちょっとかわいそうな感じです。
いろいろ考え方はあるでしょうが、私はおやつくらいみんなと同じだけ食べてもいいんじゃないかな、なんて思ってしまいます。こんなこと考えるなんて看護師失格ですかね。
それ程みんなおやつの時間を楽しんでいるので、他の食事とかで調整できればいいですよね。