戴帽式の思い出

十数年前からナースキャップを廃止する病院が多くなって、今ではほとんど見ることができなくなったナースキャップ。

このナースキャップ、看護学校に入るとすぐにもらえるわけではないのです。

一般の人には馴染みがないかもしれませんが、看護学校に入って半年くらいして戴帽式というものがあり、そこで初めてナースキャップをかぶせてもらえます。

それまでにも病院に実習に行くことはありますが、その時は給食当番のような三角巾を頭にかぶって実習をします。いかにも学生さんって感じですね。

私は看護学校に入るまで戴帽式のことをほとんど知りませんでしたが、式があまりにも神聖なもので正直驚きました。
校長先生からろうそくの火を授けてもらい、一人ずつナースキャップをかぶせてもらってみんなでナイチンゲール誓詞を唱え、誓いの言葉を捧げます。

式には学生の保護者、卒業した高校の先生などが呼ばれ、照明を落としうす暗くした会場の中で手に持ったろうそくの火が幻想的でとても感動的なものでした。
参加した母もとても感激していました。

戴帽式をしてキャップをもらって初めて自分が看護師になる第一歩が始まったんだな、という実感がわきました。
真新しいナースキャップを誇らしげにかぶった写真は今でも大切にしてます。

ナースキャップをほとんどかぶらない今でも、戴帽式は儀式として残っているようですね。

看護学生には節目の式としてずっと残してほしいです。

戴帽式で感じた看護師の基本理念や責任の重さをいつまでも忘れないで看護師として仕事をしていこうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>